funmogのブログ

ウニモグとDIY@山小屋暮らし

露天風呂に温泉水

秩父には温泉水を安く購入できる温泉スタンドがいくつかある。

よく利用するのが大滝温泉スタンドで三峰神社がある秩父市大滝にある。

三峰神の湯温泉といい100円で120ℓ 購入できて秩父市民ならさらに半額になるので格安だと思う。

www.city.chichibu.lg.jp

 

購入にはタンクが必要だが1000ℓのポリタンクをウニモグの荷台に積んで運んでいる。 

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購入した温泉水は露天風呂の近くに設置したの2000Lのタンクに移して貯蔵しておりこのタンクからのボイラー中をフレキパイプを通し熱交換させてから湯船に与えている。

 

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湯船とタンクの落差が小さくて水圧が足りなくてチョロチョロしか出ない。

これだと湯船を満杯にるには時間がかかりすぎるので安価な小型なポンプを設置して加圧させたら少しは改善したが満杯にするにはまだ2時間程度かかる。

もう少し奮発して一回り大きなポンプにしておけば良かったかと後悔。

 

温泉水だが100%の温泉ではなくても半分以下に薄めても十分に温泉気分を味わえる。

この温泉が何に効くのか不明だが肌はすべすべになる。

まあおじさんの肌がすべすべになっても意味はないのだが他に効用があると信じよう。

 

半透明なポリタンクだと夏場は太陽光が当たると藻が発生する。

多分温泉水でも同じように藻が発生すると思うので遮光のために黒色に塗装しようかと考えている。

またネットで調べた情報だが銅板を入れとくと銅イオンで藻の発生が抑えられるようなことを見つけたので実験で片方のタンクだけ銅板を入れてその効果を確認してみることにした。

 

ユンボのエンジンオイル漏れ

所有しているユンボヤフオクで落札した竹内のTB120。

以前からエンジンオイル漏れがありこまめに補充しながら使っていたが最近症状がひどくなってきたので修理することにした。

重機のエンジン周りの修理とかあまり自信がないがジャンクのような機械なのでチャレンジしてみた。

 

エンジンはヤンマーの型式は3TNA72L、ジーゼル3気筒のもの。

フライホイール側のオイルシールからの漏れが疑われるのでとりあえず分解して確かめてみることに。

作業の邪魔になる油圧ポンプと燃料タンクを外せばエンジンは降ろさず作業ができそう。

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フライホイールカバーの下からオイル漏れの痕跡が残っていた。

このカバーを外すとフライホイールが出てきます。

 

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油圧ポンプとのカップリングはゴム製ダンパーがありこれを外すとフライホールを取り付けているビスが出てきます。

フライホイールをはずしたらオイルシールハウジングが見えてきた。

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このハウジングを外せばオイルシールが取り出せるはず。

 

予想通りオイルシールが劣化して亀裂が入っていた。

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このオイルシールは日本のNOKのものだがこれを単体で購入すると結構な値段がする。

AliExpressで中華製のフルガスケットキットというの販売しておりNOKのオイルシール一個と同じくらいの金額だ。

他のシールも交換するかも知れないので信頼性に不安があるが中華製を購入することにした。

 

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届いたオイルシールはやはり純正のNOK製ではなかったがこの価格だから仕方ないか。

面白いことにパーツナンバーは同じなのにメーカー名がROKになっていた。

NOKとROKは一見似ているけど模倣品ですよという意味かな?

オイルシールを交換してグリースを塗っておく。

組み上げは分解した手順を逆にするだけなので簡単。

早速エンジンを始動させて様子をみたがオイル漏れは止まったのでまだしばらくは使えそうなので一安心。

ついでなので作動油フィルターを交換してサンクションフィルターも掃除しておいた。

重機は作業性が良いので素人でもある程度の修理ができるのがいい。

 

作業道を作る

敷地の傾斜地にビニールハウスを作りたいのだがそこまで車で行ける道がない。

やはり資材の運搬には作業道が必要だということで山を切り開いて作ることにした。

道を通す場所に樹齢80年ぐらいの杉の大木が邪魔になっているのでこの伐採からはじめる。

 

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チエンソーで切り込みを入れてウインチをかけて引っ張る。

ウインチを使えば倒す方向が正確に狙えて安心。

 

つぎの難関は抜根です。

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ユンボで根を掘り起こしたが非力なのでびくともしません。

根が完全に見えるまで掘り起こしてチェンソーで根を切ります。

ウニモグのウインチは12000lbあるがこれを使っても少しぐらぐらする程度でまだ抜けそうもない。

真下に張った根は数本残っていたが見えてる根を切断したらウインチで引き抜きぬけた。

堀起こすまで丸一日かかってしまった。

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その昔北海道の原生林の開墾作業はろくな道具も無く大変だったろうなと思った。

 

次は斜面に道路を作ります。

土止めは伐採した丸太を使う。

傾斜は20~25度程度でかなりきつく多分4WDの車でないと登れないかも。

 

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とりあえず作業道ができたので斜面にユンボを移動して土地をならすことに。

 単管パイプと鉄板で斜面に土止めを設置して畑を造成してるところ。

平らに整地するのは難しい。

畑なので多少のでこぼこは問題ないので適当にしておく。

 

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ビニールハウスキットを注文しておいたが届くのは1ヶ月先になりそうだ。

ビニールハウスが出来たら何を栽培しようか考えるのは楽しい。

 

 

軽トラのダンプ改造

土砂の運搬や堆肥の運搬にダンプ欲しいなと思っていた。

ダンプ仕様の軽トラはあるが中古でも結構な価格だ。

それなら自作してしてしまおうと。

多分同じようなこと考えている人は世の中に必ずいるもので検索してみたら

やはり沢山出てきました。

油圧式も魅力的だがDIYとなると少し難易度が高いかな。

自分の力量と簡便さからウインチで引き上げる方法を採用した。

製作するものは荷台に固定するフレームと荷台、それに引き上げ機構が必要になる。

荷台の固定フレームは50mm角のパイプを溶接して作る。

この固定フレームを荷台に9個箇所でビス止めしている。

 

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荷台は30mm角パイプを溶接してコンパネをタッピングビスで

直接鉄のフレームに止めている。

可動部分は3個の軸受けと直径20mmの鉄シャフトで作る。

 

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引き上げには2500lbの電動ウインチを使った。

滑車等は使わずダイレクトに荷台を引き上げる仕組みなので

簡単な構造だ。

 

 

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ただこの方法だと荷台が上昇すると固定しているフレームに水平方向の

力が加わり誤って巻上げすぎると支持機構部分を壊す可能性がある。

なのである程度上がったらウインチを停止させるリミットスイッチが必要。

リミットスイッチは水槽の液面センサー流用しある高さになったら水糸で

リミットスイッチのフロートを引き上げてリレーを駆動させて電源をオフさせるようた。

 

             リミッタースイッチの部分 

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 ウインチの電源をオフするリレーはかなり大容量のものが必要で200Aのスターター用を使い箱に収めて助手席の下に設置してある。

リミットスイッチが働いて下降できないと困るのでリレー接点と並列にダイオード

付けたので下降方向はリミットスイッチに関係なく 常時動作する。

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アオリの固定は軽トラのものを取り外してそのまま利用した。

アオリの兆番は溶接で取りつけのだが兆番の向きを間違えて溶接したため

アオリが中途半端な位置で止まってしまう。

溶接したので変更するのは大変なのでこのまま使うことにした。

完全に折り曲げるようになるはずだったのですがまあいいか。

 

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 ウインチの雨よけにダイソーでプラスチック容器を購入して取りつけた。

 

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かかった材料費だが

電動ウンチ     4,300円  

鉄角パイプ     10,000円 

センサー、リレー  3,000円

軸受け、シャフト  8,000円

コンパネ、2x4材 5,000円

その他  4,000円

4万円以下で思いのほか安くできた。

ウインチだが中国製の新品でヤフオクで安く購入できた。

コントローラも付いていて動作も問題ないのでコスパはかなりいいと思う。

 

石垣を積む

崖下の土地に車の通れる道がなかったので石垣でスロープを作った。

2m弱の高さを石垣積んでスロープを作ったのだが石垣を積むのは始めての経験。

石垣積み本を購入して情報収集したので要点をまとめてみた。

(1)基礎部分は盛り土などせず沈みこまないようすることと大きな石を使う。

(2)周辺の石との接触点を多くすることでしっかり固定できる

(3)石の後側には土ではなく小石等のガラを入れ水はけを良くする

などのことが大事のようだ。

 

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石垣に使う石は敷地内に転がっている石を集める。

敷地内には石が多いので集めるのは苦労しなかったが大きさや形もまちまちで

使いにくそう。

一日で十分すぎるくらい集まったので翌日から石垣を積み始める。

基礎部分は大きな石を選んで置いてみた。

一番大きな石は1t近くあり移動はウインチとユンボを使いどうにか所定の位置まで移動させた。

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少しずつ石を積み土をかぶせる。

 

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石の大きさ、形がまちまちなのでなかなか思い通りに嵌め込めず苦労する。

一日で半分程度まで積むことができた。

 

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翌日は2人の助っ人が来てくれて残りの部分を積み終えてどうにか車が通れる道になった。

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そこいらに転がっている石を積むのはの野面積みというらしいが綺麗に積むには

経験が必要なようだ。

最近は美しい石垣を見ると気になって立ち止まって観察してます。

 

フローリング&床暖房のボイラー

床暖房の温水循環の工事をした。

温水は薪ストーブの上に置いた熱交換タンクに不凍液を循環させて床下のフレキパイプに接続してある。

途中に不凍液貯蔵タンクと循環用のポンプがある。

 

これが熱交換タンクで4.5mm厚の鋼板をコの字に曲げたものを2つ組み合わせて溶接した。

 

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鋼板の購入はここに頼んで曲げ加工までしてもらった。

鋼屋(はがねや) | 少量・小ロットから切断加工販売!

 

側面にパイプ接続用のダイキャストのニップルを溶接して取りつける。

ニップルにフレキパイプを接続して床下まで配管してポリエチレン菅に接続してある。

 

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ニップルの溶接は亜鉛めっきのせいかビートがのりにくく何度かやり直して漏れを止めた。

イマイチ信頼性に疑問があるが漏れなければOKということで。

 

床下にはペールを使って不凍液のタンクにしてある。

床下からの戻りはこのペール缶に入りフィルターと循環ポンプを介して薪ストーブのタンクに戻す。ペール缶に入りフィルターと循環ポンプを介して薪ストーブのタンクに戻す。

 

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これが循環ポンプとフィルターで廃材で作った木箱の側面に取りつけた。

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ポンプは温水用で三相電機のPMD-121B6J1をモノタロウで購入した。

このポンプはエアーを噛んでいると吸い込み能力がほとんどないので水面より低い位置に設置しておくと問題が少ない。

暫定でポンプは薪ストーブファンと連動してあるが温度調整が必要なら別途温度コントローラーを設置する予定。

 

ペール缶を木箱に入れたのは保温のためで断熱材で囲ってあり蓋の上には余った断熱材を放り込んである。

 

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工事が終わったので早速試運転。

不凍液は車用のLLCで50%に希釈してある。

パイプの中にエアーをあるのでこれを抜かないと循環効率が悪そう。

時間をかければ自然とエアーは抜けるのかも知れないが 一番高い場所である熱交換タンクのパイプを外しエアー抜きをします。

 

この日の外気温は7℃ぐらいでそれほど寒くはないが薪ストーブを焚いて床の温度を測定してみた。

 

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多少場所によってばらつきはあるが30℃ぐらいで外気温を考えるとちょっと低くくなま暖かい感じだが今年の冬はこの状態で使ってみて様子を見ることに。

 

温水タンクの水位が蒸発で少なくなったら自動的に水位を一定にるフロート弁は取りつけてあるがリザーブタンクはこれから設置する予定。

とりあえず1シーズン使ってみて水位が低くならないようならリザーブタンクは不要かもしれない。

 

クボタのドーザーショベル修理 

クボタのドーザーショベル KDS1を3年前にヤフオクで購入した。

昨年の台風で道路が寸断されたときに大活躍してくれが

最近使おうと思ったら左旋回ができなくなっていた。

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たぶん30~40年前製造のせいか検索しても何も出てこない。

仕方ないので探りながら直すことに。

正常であれば旋回はレバーを引くとギアが抜けてブレーキがかかるようになっているようだ。

カバーを外すとブレーキドラムが出てきた。小型のドラムブレーキだった。

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こっちがブレーキシューで磨り減ってはいないのでまだまだ使えそう。

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レバーを引いてもブレーキシューが広がらないのでここが錆びて固着したのが

原因だったようだ。

でもギアもちゃんと抜けるか確認しておいたほうが良いのでギアボックスのカバーも外す。

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ギアの抜けは正常だったので結局ブレーキの固着だけだった。

しかしガスケットがぼろぼろで交換しないとオイル漏れを起こしそう。

ガスケットは入手できないと思ったのでカバーから型を取ってガスケットシートをカットしてみた。

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上出来です。カバーを元に戻して完了。

しかしギアオイルは5Lぐらい入れないと規定レベルに達しない。

部品の一つ一つが重くて体力を消耗し1日やっていたら疲れてしまった。

ついでに右旋回のブレーキも分解して様子を見たかったが使えるうちは良いかと思いこれで終了!

昔の機械は構造が分かりやすくて修理しやすくていいな。

今は何でも電子化しすぎで素人が修理するには難しい時代になって少し寂しい。