クボタのドーザーショベル KDS1を3年前にヤフオクで購入した。
昨年の台風で道路が寸断されたときに大活躍してくれが
最近使おうと思ったら左旋回ができなくなっていた。
たぶん30~40年前製造のせいか検索しても何も出てこない。
仕方ないので探りながら直すことに。
正常であれば旋回はレバーを引くとギアが抜けてブレーキがかかるようになっているようだ。
カバーを外すとブレーキドラムが出てきた。小型のドラムブレーキだった。
こっちがブレーキシューで磨り減ってはいないのでまだまだ使えそう。
レバーを引いてもブレーキシューが広がらないのでここが錆びて固着したのが
原因だったようだ。
でもギアもちゃんと抜けるか確認しておいたほうが良いのでギアボックスのカバーも外す。
ギアの抜けは正常だったので結局ブレーキの固着だけだった。
しかしガスケットがぼろぼろで交換しないとオイル漏れを起こしそう。
ガスケットは入手できないと思ったのでカバーから型を取ってガスケットシートをカットしてみた。
上出来です。カバーを元に戻して完了。
しかしギアオイルは5Lぐらい入れないと規定レベルに達しない。
部品の一つ一つが重くて体力を消耗し1日やっていたら疲れてしまった。
ついでに右旋回のブレーキも分解して様子を見たかったが使えるうちは良いかと思いこれで終了!
昔の機械は構造が分かりやすくて修理しやすくていいな。
今は何でも電子化しすぎで素人が修理するには難しい時代になって少し寂しい。