ホイストクレーンの無線リモコン改造
昨年の台風でがけ崩れを起こした場所を石垣で修復することに。
傾斜地でもあるので石の運搬に電動ホイストが欲しくなった。
中華製の500Kgのホイストが山の作業場に何年も放置されていたので引き上げて修理することにした。
できればついでに無線で操作できるように改造も行いたい。
引き上げてきた電動ホイストはこれ。
通電してもモーターはウーンと唸るだけで回ろうとする気力があるようだが動かない。
どうも進相コンデンサーがダメなようだ。
80μF 250Vが2個入っていたので1個で済ませるように150μFのものをアマゾンで購入。
数日後コンデンサーが届いので交換したら問題なく動いたので修理完了。
さて無線リモコンの追加だがこのコンデンサーの入っていた黒いプラスチックケースに入れられるか試してみる。
無線リモコンは中華製リモコンユニットで1899円、これもアマゾンで購入。
このホイストのスイッチは2回路2接点のスイッチが必要。
リモコンユニットに搭載してあるリレーでは回路数と接点容量が足りないので別にリレー2個を取り付ける。
必要部品はかろうじてこのケースに入れることができ配線もできた。
動作確認してみると問題なく動作する。
リモコンスイッチは2個付属していた。小さくて紛失しやすので2個あると助かる。
中華製のコスパは侮れない。
しかしコンデンサーを納める場所がない。仕方ないのでタイラップで縛り付ける。
ちょっとかっこ悪いけどいいか。
リモコンユニットは12VのDC電源が必要なのでACアダプターを同じくタイラップで縛り付ける。
もうこなるとスマートさも何も関係ない。
使えることが最優先ってことでシリコンコーキングで防水処理をしてひとまず完成。
無線の動作は安定していて50mぐらい離れても問題なく使えた。
構想は太い木の間にワイヤーロープを張ってこのホイストを滑車で吊り下げ、
平行移動は別途ウインチを用意して移動させるつもりだがさてどうなることやら。