土砂の運搬や堆肥の運搬にダンプ欲しいなと思っていた。
ダンプ仕様の軽トラはあるが中古でも結構な価格だ。
それなら自作してしてしまおうと。
多分同じようなこと考えている人は世の中に必ずいるもので検索してみたら
やはり沢山出てきました。
油圧式も魅力的だがDIYとなると少し難易度が高いかな。
自分の力量と簡便さからウインチで引き上げる方法を採用した。
製作するものは荷台に固定するフレームと荷台、それに引き上げ機構が必要になる。
荷台の固定フレームは50mm角のパイプを溶接して作る。
この固定フレームを荷台に9個箇所でビス止めしている。
荷台は30mm角パイプを溶接してコンパネをタッピングビスで
直接鉄のフレームに止めている。
可動部分は3個の軸受けと直径20mmの鉄シャフトで作る。
引き上げには2500lbの電動ウインチを使った。
滑車等は使わずダイレクトに荷台を引き上げる仕組みなので
簡単な構造だ。
ただこの方法だと荷台が上昇すると固定しているフレームに水平方向の
力が加わり誤って巻上げすぎると支持機構部分を壊す可能性がある。
なのである程度上がったらウインチを停止させるリミットスイッチが必要。
リミットスイッチは水槽の液面センサー流用しある高さになったら水糸で
リミットスイッチのフロートを引き上げてリレーを駆動させて電源をオフさせるようた。
リミッタースイッチの部分
ウインチの電源をオフするリレーはかなり大容量のものが必要で200Aのスターター用を使い箱に収めて助手席の下に設置してある。
リミットスイッチが働いて下降できないと困るのでリレー接点と並列にダイオードを
付けたので下降方向はリミットスイッチに関係なく 常時動作する。
アオリの固定は軽トラのものを取り外してそのまま利用した。
アオリの兆番は溶接で取りつけのだが兆番の向きを間違えて溶接したため
アオリが中途半端な位置で止まってしまう。
溶接したので変更するのは大変なのでこのまま使うことにした。
完全に折り曲げるようになるはずだったのですがまあいいか。
ウインチの雨よけにダイソーでプラスチック容器を購入して取りつけた。
かかった材料費だが
電動ウンチ 4,300円
鉄角パイプ 10,000円
センサー、リレー 3,000円
軸受け、シャフト 8,000円
コンパネ、2x4材 5,000円
その他 4,000円
4万円以下で思いのほか安くできた。
ウインチだが中国製の新品でヤフオクで安く購入できた。
コントローラも付いていて動作も問題ないのでコスパはかなりいいと思う。