funmogのブログ

ウニモグとDIY@山小屋暮らし

石油給湯器修理

ここの山小屋を譲り受けた時に石油給湯器があり問題なく使えていたがついに故障した。

totoのRPH-311というタイプで1988年製なので十分使ったと言える。

室内リモコンから温度の設定が効かなくなり低温のままで40℃ぐらい。

今は夏なのでこの温度でもいいが冬はきつい。

本体と室内のリモコンは3本線で接続されていてマイコンも搭載されているので

シリアルで通信しているようだ。

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凍結防止やアラーム表示は正常なので

リモコンの通信は問題なさそう。

そうなる本体のサーミスタの温度センサーかリモコンの温度設定が怪しい。

サーミスタの抵抗を測ると8kΩぐらいあたので断線とかはしてなそう。

室内リモコンの設定を変えてもお湯の温度は変化しないで緩いまま。

こうなると温度設定用の可変抵抗が怪しい。

リモコンを分解してみた。

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温度設定用の可変抵抗をばらしてみた。

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可変抵抗器の抵抗値を測定したら端子の所でカーボン皮膜が剥がれてオープンになっていた。

ここはハンダ付けができそうもない場所だ。

導電接着剤があればいいんだけど手持ちにないし直ぐに直したい。

鉛筆の芯のグラファイトを塗ってみたらどうかなと思いつく。

ちょうど2Bの濃いめ鉛筆があったので接触不良のあたりを丁寧になぞってみると抵抗値が10kΩになったので直ったみたいだ。

早速元どおりにして動作させたら

問題なく温度が可変できた。

これでまだ当分使えそうだ。

慌てて新品購入しなくて良かった!