ガレージ柱の製材
2月は仕事で海外出張があったり緊急な用事で週末がつぶれたりして作業の時間がとれなかった。暖かかくなり凍結していた水道管が溶けたら破裂した部分から水漏れが起きてその修理などしていた。また子ヤギが生まれたり春先は何かと忙しい。
ガレージは柱だけでも3mものが26本必要なのでその製材をしていた。
製材場所だが山の頂上に製材機とかにクレーンが置いてある。ウインチで
山の中腹にまとめておいてある材木をここまで運んで製材している。
このウインチはゴルフ場のネットを上下させるウインチでヤフオクで購入したものだが3相電源なので発電機も必要で山のなかで使うにはちょっと不便だ。
材木の移動が大変で直径50cm以上の材木は3mぐらいの長さでも
500kgぐらいありとても人力では運べない。
ウニモグやウインチで製材機の近くまで引きずってきて製材機に載せるのにこのかにクレーンを使っている。
このクレーンのエンジンの調子が悪くキャブがおかしかったので数ヶ月前に中華製の新品のキャブレータに交換したら見違えるように調子よくなった。一発でエンジンがかかるのは気持ちがいい。
作業は基本一人だが一日製材して100mm角の柱が12本製材できた。
まだ全然足りないのであと数日製材に来ないといけない。機械や工賃を考えると
購入したほうが安いかも知れないが自分で伐採、製材した材木を使い得られる経験はプライスレスとうことで無理やり自分を納得させているのだが、、、
製材だが柱を採った端材は野地板や垂木用に製材していたが手間がかかり面倒なので
最近は捨てて薪に使うようにしているのでストーブの薪には困らなくなった。
製材機を購入して1年になるが製材は素人だったが大分コツを覚えてきたような気がする。
バンドソウの刃のテンションが重要でたるむと真っ直ぐに挽けない。
水と洗剤を混ぜた潤滑液を刃にかけて冷却するのだがうっかり
タンクが空になっていると刃が熱で延びたるんで曲がってしまう。
また枝の節があるところは硬いのでこの部分を挽く時はゆっくりしないとその節を逃げるように曲がる。
それから刃がくたびれてくるとどちらか一方に曲がるようになる。こうなったら刃の交換が必要になる。予備の替え刃を購入してるがバンドソウの目立てをしてくれるところがあるらしいので今度頼んでみようかと思っている。ひょっとすると新品より目立ての方が高いかもしれないが。
一日製材をすると体のあちこちが筋肉痛で翌日痛くなる。オジサンには肉体的にハードすぎるが思い通り製材するには体力だけでなく知恵も必要でなかなか奥深く面白い。