フローリング&床暖房のボイラー
床暖房の温水循環の工事をした。
温水は薪ストーブの上に置いた熱交換タンクに不凍液を循環させて床下のフレキパイプに接続してある。
途中に不凍液貯蔵タンクと循環用のポンプがある。
これが熱交換タンクで4.5mm厚の鋼板をコの字に曲げたものを2つ組み合わせて溶接した。
鋼板の購入はここに頼んで曲げ加工までしてもらった。
側面にパイプ接続用のダイキャストのニップルを溶接して取りつける。
ニップルにフレキパイプを接続して床下まで配管してポリエチレン菅に接続してある。
ニップルの溶接は亜鉛めっきのせいかビートがのりにくく何度かやり直して漏れを止めた。
イマイチ信頼性に疑問があるが漏れなければOKということで。
床下にはペールを使って不凍液のタンクにしてある。
床下からの戻りはこのペール缶に入りフィルターと循環ポンプを介して薪ストーブのタンクに戻す。ペール缶に入りフィルターと循環ポンプを介して薪ストーブのタンクに戻す。
これが循環ポンプとフィルターで廃材で作った木箱の側面に取りつけた。
ポンプは温水用で三相電機のPMD-121B6J1をモノタロウで購入した。
このポンプはエアーを噛んでいると吸い込み能力がほとんどないので水面より低い位置に設置しておくと問題が少ない。
暫定でポンプは薪ストーブファンと連動してあるが温度調整が必要なら別途温度コントローラーを設置する予定。
ペール缶を木箱に入れたのは保温のためで断熱材で囲ってあり蓋の上には余った断熱材を放り込んである。
工事が終わったので早速試運転。
不凍液は車用のLLCで50%に希釈してある。
パイプの中にエアーをあるのでこれを抜かないと循環効率が悪そう。
時間をかければ自然とエアーは抜けるのかも知れないが 一番高い場所である熱交換タンクのパイプを外しエアー抜きをします。
この日の外気温は7℃ぐらいでそれほど寒くはないが薪ストーブを焚いて床の温度を測定してみた。
多少場所によってばらつきはあるが30℃ぐらいで外気温を考えるとちょっと低くくなま暖かい感じだが今年の冬はこの状態で使ってみて様子を見ることに。
温水タンクの水位が蒸発で少なくなったら自動的に水位を一定にるフロート弁は取りつけてあるがリザーブタンクはこれから設置する予定。
とりあえず1シーズン使ってみて水位が低くならないようならリザーブタンクは不要かもしれない。
クボタのドーザーショベル修理
クボタのドーザーショベル KDS1を3年前にヤフオクで購入した。
昨年の台風で道路が寸断されたときに大活躍してくれが
最近使おうと思ったら左旋回ができなくなっていた。
たぶん30~40年前製造のせいか検索しても何も出てこない。
仕方ないので探りながら直すことに。
正常であれば旋回はレバーを引くとギアが抜けてブレーキがかかるようになっているようだ。
カバーを外すとブレーキドラムが出てきた。小型のドラムブレーキだった。
こっちがブレーキシューで磨り減ってはいないのでまだまだ使えそう。
レバーを引いてもブレーキシューが広がらないのでここが錆びて固着したのが
原因だったようだ。
でもギアもちゃんと抜けるか確認しておいたほうが良いのでギアボックスのカバーも外す。
ギアの抜けは正常だったので結局ブレーキの固着だけだった。
しかしガスケットがぼろぼろで交換しないとオイル漏れを起こしそう。
ガスケットは入手できないと思ったのでカバーから型を取ってガスケットシートをカットしてみた。
上出来です。カバーを元に戻して完了。
しかしギアオイルは5Lぐらい入れないと規定レベルに達しない。
部品の一つ一つが重くて体力を消耗し1日やっていたら疲れてしまった。
ついでに右旋回のブレーキも分解して様子を見たかったが使えるうちは良いかと思いこれで終了!
昔の機械は構造が分かりやすくて修理しやすくていいな。
今は何でも電子化しすぎで素人が修理するには難しい時代になって少し寂しい。
ホイストクレーンの無線リモコン改造
昨年の台風でがけ崩れを起こした場所を石垣で修復することに。
傾斜地でもあるので石の運搬に電動ホイストが欲しくなった。
中華製の500Kgのホイストが山の作業場に何年も放置されていたので引き上げて修理することにした。
できればついでに無線で操作できるように改造も行いたい。
引き上げてきた電動ホイストはこれ。
通電してもモーターはウーンと唸るだけで回ろうとする気力があるようだが動かない。
どうも進相コンデンサーがダメなようだ。
80μF 250Vが2個入っていたので1個で済ませるように150μFのものをアマゾンで購入。
数日後コンデンサーが届いので交換したら問題なく動いたので修理完了。
さて無線リモコンの追加だがこのコンデンサーの入っていた黒いプラスチックケースに入れられるか試してみる。
無線リモコンは中華製リモコンユニットで1899円、これもアマゾンで購入。
このホイストのスイッチは2回路2接点のスイッチが必要。
リモコンユニットに搭載してあるリレーでは回路数と接点容量が足りないので別にリレー2個を取り付ける。
必要部品はかろうじてこのケースに入れることができ配線もできた。
動作確認してみると問題なく動作する。
リモコンスイッチは2個付属していた。小さくて紛失しやすので2個あると助かる。
中華製のコスパは侮れない。
しかしコンデンサーを納める場所がない。仕方ないのでタイラップで縛り付ける。
ちょっとかっこ悪いけどいいか。
リモコンユニットは12VのDC電源が必要なのでACアダプターを同じくタイラップで縛り付ける。
もうこなるとスマートさも何も関係ない。
使えることが最優先ってことでシリコンコーキングで防水処理をしてひとまず完成。
無線の動作は安定していて50mぐらい離れても問題なく使えた。
構想は太い木の間にワイヤーロープを張ってこのホイストを滑車で吊り下げ、
平行移動は別途ウインチを用意して移動させるつもりだがさてどうなることやら。
フローリング&床暖房 DIY
山荘には掘りコタツのある畳部屋があったが使い道がなく物置代わりになっていた。
ちょっとした作業部屋が欲しかったので畳をフローリングに替えてついでに床暖房の敷設を行った。
まずは畳を剥がして根太を這わせる。中央の四角い部分は掘りごたつのあった場所で
コンパネで塞いでおいた。
次に断熱材を敷いてその上に温水を流すフレキパイプを敷設した。
温水パイプは長さは30mで径16mmのフレキ菅たまたま手持ちであったので使ったが
流す湯量を考えるともっと細いポリエチレンパイプても良いと思う。
この上に厚さ15mmのコンパネを敷いた。
15mmにしたのは多少重たいものを置いても軋まないように少し厚めにしてみた。
床材だがジデフロアという置くだけの嵌め込み式タイルを使った。
https://www.makinolabs.co.jp/flooring/
床暖房に使っても反りとかないらしい。
接着剤や釘がいらないのでちゃんと固定できるのか心配だったが特に問題ないみたい。
切断もカッターで簡単にできるので4畳半だが1時間ぐらいで貼れた。
普通の床材より少し高いが作業性がとても良い。
最後の嵌め込みは幅が合わないのでタイルの長手方向を切断するわけだがカッターでは難しいので丸のこで切断して最後のピースを入れて完了。
丸のこでの切断はプラスチックの白い切子が散乱するので要注意。
意外と簡単に床暖房機能付きフローリングに改造できて満足。
床暖房のお湯は隣の部屋にある薪ストーブの熱源でお湯を沸かし循環させる予定。
冬までにはまだ時間があるのでお湯の循環をどうするかゆっくり考えてみるつもり。
薪ボイラー 改良
ドラム管ボイラーを半年使ってみたがいくつか不満な点が出てきたので改良した。
ドラム管4本でボイラー容積は700Lだったが露天風呂と温水暖房に使うには少し足りないので1100Lまでアップさせた。
ドラム管の鉄板は薄いので底に穴が開くのも時間の問題だと思い寿命を考えしっかりしたものにしたかった。
新しいボイラーは箱型として底面は6mm、側壁が4.5mm厚の鉄板にした。
この厚さがあれば10年使っても穴が開くことはないと思うのだが。
ボイラーのサイズだがブロック壁との間に約10cmの隙間ができるようにしてその隙間に断熱材を入れる構造とした。
一度沸点まで上昇させたら可能な限り保温させて温水暖房なら2日~3日使えるようにしたい。
鉄板は図面を書いて鉄工所にお願いして切断までしてもらい溶接は自分することに。
タンクの溶接は手持ちのアーク溶接機ではイマイチ自信がないので今回は半自動溶接機をヤフオクで購入してチャレンジしてみる。
中国製のインバータ式が3万円ぐらいで出店していて安すぎて不安だったが落札してみた。
半自動溶接機を使うのは始めてなので慣れるまで端材を使って練習する。
SUZUKIDのノンガスワイヤー0.9mmを使い電圧と溶接電流を変化させて最適条件を見つけて溶接してみる。
やはりシールドガスのおかげでアークよりビードが綺麗に溶け込んで素人でもそれなりの溶接ができるので半自動溶接機は正解だったようだ。
2日かけて全部溶接できた。
総重量を計ったら約240kgになっていたのでこの重さだと移動させるのが大変。
ガレージの梁に滑車を付けウニモグのウインチで吊るして軽トラの荷台に載せて移動。
ボイラーの設置はチェーンブロックで引き上げてユンボで押して設置したが重量物なので作業は注意しながら行う。
今回工夫を加えた点は温水ヒーター用不凍液は20Lのステンレス容器に入れてフレキパイプで熱交換する方法にした。
これでタンク全部を不凍液にするのに比べ少なくて済む。
不凍液は薄めて使うとしても原液20L 5000円ぐらいでそこそこ高価なので。
不凍液は妨錆作用があるのでタンクの錆止めにもなるのだが今回のボイラーは
錆び対策をしておいたほうが良い。
ROVALという亜鉛ペイントがあり亜鉛どぶ付けめっきと同じ効果だというのでそれをタンク内面に塗っておいた。
錆びは錆びやすいところから始まるので亜鉛を鉄板に貼り付けるだけでも周辺の鉄は錆びないらしい。
この亜鉛塗装がボイラーでどの程度の妨錆効果があるのか興味があるのでじっくり経過観察してみるつもり。
煙突はボイラーの中を通して排熱を回収する構造としいる。
このダクト部は狭くて溶接が難しかったがこのダクトで排熱を回収できれば熱効率アップが期待できる。
設置を終え配管作業を行ったが今まで使っていたボイラーの配管が再利用できたので短時間で終えた。
配管を済ませたので水を満たしてみたが漏れはなく一安心。
水を満たした状態でのタンク重量は1.4tぐらいになる。
もしボイラーを支えている耐熱ブロックが地震等で崩れた場合にタンクが落ちて事故になる可能性もあるので落下防止用の牽引補強も加えた。
ドラム管ボイラーの配管は奥まったところにあったので水漏れしても確認するのが大変だったが配管類は前面に集中させて点検しやすい配置にしている。
前回製作したロストルは写真のように燃焼の熱でここまで曲るかという程歪んで灰掃除が大変だった。
今回改良を加え新しく製作した。
ロストルの足は両側だけでなく中央も加えて6本の角パイプで作った。
足をパイプにしたのは別な理由もあり燃焼室の奥までエアーを通すため。
パイプの途中に穴を開けておいたので前面から角パイプを通してエアーが流れれば燃焼効率の向上を期待できる。
煙突を取りつけ火入れをした。
容積が大きくなっているに短時間で温度上昇したので燃焼効率は上がっている感じ。
しばらく使って見て様子をみてみることに。
露天風呂 建屋ほぼ完成
連休中は晴天に恵まれ作業が進すみ露天風呂の建屋がほぼ完成した。
まず壁だが下半分はタイル張りにしてみた。
ヤフオクで落札して同色のタイルを在庫あるだけ全部購入したが少しだけ足りなかった。
足りない所はヤフオクで別のタイルを落札した。
ちょっと雰囲気が違うがアクセントになっているかな。
壁の上半分は防水性のカッテングシートを貼ってみた。
シートは3Mのダイノックフィルムネオ、NEO-R223。コンパネに専用のプライマーを塗るだけで貼れる。
質感が良くタイルより全部このシートでも良かったかも。なんと言っても作業が楽!
このシートが足りないので追加で購入したがコロナの影響か連休中には届かなかった。
景色が見える側の壁は模造の竹材を使って少しおしゃれな感じで作ってみた。
この竹の扉は開放出来る。
竹材は山荘を購入した時に放置されていたものだが掃除したら十分使えそうだったので再利用してみた。
なかなか好評だったので満足満足。
浴室の床だが高さを調整する為ブロックとパレットで約30cm程度かさあげして2x4材でスノコを作って敷いてみた。
最初はタイルにしようかなと思ったが冬場は冷たそうなので木材にしたがカビとかメンテが大変かも。
浴槽は大きな岩風呂とステンレス製の小さな浴槽がある。岩風呂は大きいので沸かすのに時間がかかり毎日入るには燃料代もばかにならないので普段使いは小さな方を使うようにしている。
浴槽内の銅管は薪ボイラーの温水を循環させて追い焚き機能を持っている。
隣の脱衣室に自動で温水ポンプをオンオフさせて湯温を一定にする制御器がある。
追い焚き機能も便利だが秩父市で温泉水を販売しているので温泉水を購入して沸かすにはこの機能は必須だ。
脱衣室だが冬場の暖房用に温水ヒーターも取り付けた。
温水系の配管だけでもかなりの本数は必要で配水系の中継点はこんな感じ。
温水は薪ボイラーだけで考えていたが薪集めと薪割りが思いのほか重労働であることに気づき急遽灯油ボイラーも設置した。
三方バルブで灯油か薪ボイラーを選択できるようにした。
去年の夏から始め週末だけの作業だったが10ヶ月かけてほぼ完成してほっとしている。
実際使ってみて問題点も幾つか見つかり今後改善していく予定です。
露天風呂 建屋
露天風呂の建屋の製作をしているがある程度形になってきたので報告。
露天風呂だが屋根と壁がないと登山客から覗かれるかもしれない。
私は別に覗かれてもいいのだが一応女子もいるので、、、、
脱衣部屋の隣にサウナもあればいいよねという要望に答えてサウナ部屋も一緒に作ることに。
サウナの後に露天風呂の水風呂の浸かるのは気持ち良さそうだな。
建屋のサイズは露天風呂が2.7mx2.9m 脱衣部屋が1.8mx2.9m サウナ部屋も同じく1.8mx2.9mある。
脱衣部屋は洗濯機と洗面台を置く予定なので少し大きめにしてある。
基礎の一部は露天風呂を作るときに一緒に作っておいたブロック基礎を使い残りは束石を置いた。
在来工法だとホゾ加工が大変だが前にガレージを作るとき入手した中古のホゾキリと電動角ノミを使ったので楽にできた。
今時の大工さんはこんな道具は使わないせいかオークションで安く購入できた。
脱衣部屋とサウナ部屋の床と壁には断熱材を使うが天井は断熱材なしでOSB合板の下地そのままでいいかなと思っている。
夏でも冷房は不要だし冬でも薪ボイラーで光熱費にはタダなので断熱材は無くても良かったのかも。
ただサウナ部屋は高温になるので断熱材は入れておいた方がよさそうだ。
屋根の下地が終えたので防水シート、水切りとケラバを取りつけ屋根材を取り付ける段階になった。
屋根材は母屋と同じアスファルトシングル材で色を合わて購入しておいた。
屋根材の取りつけは経験豊富な亮ちゃんにお願いすることにした。
お風呂場の壁はタイルにしたいという要望があったのでヤフオクで中古のタイルを落札した。
暖色系のタイルだが岩風呂とマッチするのか少し不安だが細かいことには気にしない。
水周りのタイル施工は始めてなので下地とか防水方法とか調べてみたらいろいろな施工方法があるようだけど耐水合板に有機質接着剤を使うのが簡単そう。
次に内装の床と壁を取りつけ電気配線、水周りの配管等を行えばとりあえず露天風呂が使えるようになるので楽しみだ。