funmogのブログ

ウニモグとDIY@山小屋暮らし

空き缶つぶし器

カフェから出る空き缶の処分に困っていた。

ドラム缶に貯めておいて選別しないで

一杯になったら廃棄物屋さんに運んで

処分してもらっていた。

 

 

空き缶つぶし器というのがあるが一個ずつでしかで

きないのでめんどくさい。

薪割り器の油圧を使って空き缶つぶし器を作ってみた。

薪割り器の刃先は簡単に取り外せるのでここに

150mm角で5mmの板金2枚を溶接して

ピストンを作った。

油圧シリンダーのストロークは500mm程度

あるのでこの長さの筒を作って空き缶を圧縮できるようにした。

上面は蓋をつけて空き缶の投入が簡単にできるようにしてある。

 

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空き缶を投入してみた。

20個ぐらい入る

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蓋を閉めて10tの油圧で圧縮させると

サイズは1/10以下になる。

 

f:id:funmog:20180130173444j:plain気持ちいいぐらいにぺしゃんこになる。

面白いのでドラム缶一杯程の空き缶を鉄とアルミに

分別してつぶしてみた。

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ただ想定外の問題があった、つぶした後の取出しが大変!

圧力で筒にへばり付いてバールのようなものでこじらないと取れない。

試しに30mmぐらいの板を底に挟んで圧縮したあとにその板を

外してもう一度ピストンを移動させてみたら簡単に取り出せた。

2往復の動作が必要だがバールを使うよりスマートかな。

 

ここに使った鋼材だがネットで注文でき指定したサイズ

にカットしてくれる便利なショップがあった。

折り曲げもやってくれるので便利だ。

haganeya.jp

 

本当は空き缶よりも製材で出るおがくずを圧縮して

みたかった。圧縮すればおがくずの処分と

薪ストーブの燃料として使えるかなと。

実際やってみたが固まらずぼろぼろ崩れ落ちて

取り扱いが大変だった。

なにか固めるものがあればいいんだけどな。

 

ダンボールや新聞紙を水に溶かして圧縮させて乾燥させ

ストーブの燃料にするというのがあるらしい。

今度やってみるかな。