空き缶つぶし器
カフェから出る空き缶の処分に困っていた。
ドラム缶に貯めておいて選別しないで
一杯になったら廃棄物屋さんに運んで
処分してもらっていた。
空き缶つぶし器というのがあるが一個ずつでしかで
きないのでめんどくさい。
薪割り器の油圧を使って空き缶つぶし器を作ってみた。
薪割り器の刃先は簡単に取り外せるのでここに
150mm角で5mmの板金2枚を溶接して
ピストンを作った。
油圧シリンダーのストロークは500mm程度
あるのでこの長さの筒を作って空き缶を圧縮できるようにした。
上面は蓋をつけて空き缶の投入が簡単にできるようにしてある。
空き缶を投入してみた。
20個ぐらい入る
蓋を閉めて10tの油圧で圧縮させると
サイズは1/10以下になる。
気持ちいいぐらいにぺしゃんこになる。
面白いのでドラム缶一杯程の空き缶を鉄とアルミに
分別してつぶしてみた。
ただ想定外の問題があった、つぶした後の取出しが大変!
圧力で筒にへばり付いてバールのようなものでこじらないと取れない。
試しに30mmぐらいの板を底に挟んで圧縮したあとにその板を
外してもう一度ピストンを移動させてみたら簡単に取り出せた。
2往復の動作が必要だがバールを使うよりスマートかな。
ここに使った鋼材だがネットで注文でき指定したサイズ
にカットしてくれる便利なショップがあった。
折り曲げもやってくれるので便利だ。
本当は空き缶よりも製材で出るおがくずを圧縮して
みたかった。圧縮すればおがくずの処分と
薪ストーブの燃料として使えるかなと。
実際やってみたが固まらずぼろぼろ崩れ落ちて
取り扱いが大変だった。
なにか固めるものがあればいいんだけどな。
ダンボールや新聞紙を水に溶かして圧縮させて乾燥させ
ストーブの燃料にするというのがあるらしい。
今度やってみるかな。