油圧薪割り機 その3
3連休初日は秋晴れで久しぶりに作業ができる。
製作中の薪割機を薪小屋の近くに設置したいが斜面で
良い場所がない。なるべくなだらかな場所を見つけて
単管パイプを打ち込んで薪割り機を設置してみた。
作業性を考え高さはとりえず50cmぐらいにしてみた。
油圧ポンプはホースの長さが短いので直近に設置しないと届かない。
しかもこのポンプは重いのでとても一人では移動できない。
亮ちゃんに手伝ってもらい男二人で試みたがやっぱり重すぎて移動できない。
運搬機の荷台まで載せられればあとはどうにかなりそうだったので
アルミラダーと丸太のコロを使ってみたら1人で荷台に乗せられた。
持っている道具と多少の工夫でどうにかなるもんです。
油圧パイプをつないで発電機の電源を入れて早速動作させてみた。
刃の移動速度もフルに可動させて6秒ぐらいなので十分早い。
刃が入ればすぐに割れるのでうまくすると3秒ぐらいで4分割できるのでほぼ満足の速度かな。
ポンプの雨よけだがヤフオクで落札し発送してきた梱包箱をそのまま
使っている。コンパネでしっかりできている箱だったのでポンプ小屋に最適だった。
屋根は波板を貼り付けて乗せてある。
チェイソーの玉切りも大変なので次は玉切り用道具を計画中。
油圧薪割り機 その2
11月は毎週末雨でガレージの製作が進まない。今日は皆出かけて一人なのでこんな時は作業場で自分を好きなこと自分のペースでやるのがいい。
先週の続きで油圧シリンダーに油圧ポンプを接続してみる。
このホースを接続して気が付いたことが一つあった。シリンダーとホースの間にアダプタが入っていたが良く見ると内部の穴径が1~2mm程度で小さい。これは油量を調節するアダプターだろうか? ウニモグの油圧を使って動かしたときえらく遅い動きはこのアダプターのせいかもしれない。ウニモグの排出油量が少ないかと思っていたが違うのかも。
シリンダー、油圧バルブ、油圧ポンプを接続したのがこれ。
油圧ポンプはヤフオクで落札したもので16Mパスカルの圧力で200V3相5KWのもの。
作動油を20L入れて油量ゲージがやっと動き出した。こんなに大きなタンクいらないんだけどな。
電源だが200V単相から2.2KW3相インバータを昨年取り付けた。実はこの山荘は単相100V,単相200V、3相200V(2.2KW)全て使える環境にある。5KWに対して2.2KWのインバータでは非力だがこのインバータはソフトスタートモードがあり周波数と電圧が序々に増加して突入を防ぐ機能がある。モータが回り出しさえすれば使えるかと思い試してみたがやはりオーバーロードで遮断されてしまう。うーん仕方ないので実家に置いてあるジーゼル発電機5.5KWを持ってくるしかないか。しかしこのジーゼル発電機は80kgぐらいあり重い。軽トラに一人で乗せられるか自信はないがやってみることに。スロープとロープで引き上げたら以外と簡単に乗せられた。往復2時間かけて持ってきた発電機。戻ってきたらもうあたりは暗くなっていた。
この発電機もヤフオクで購入したもので中国製の不動品ということで凄く安かった。ほとんど使った形跡かなく発電機が故障していたが分解したら励磁コイルの接触不良で簡単に直せて幸運だった。100V,200V両方出力があるので重宝しているがいいとこばかりではない。とにかくエンジン音がうるさいので市街地で使うのは憚れる。
この発電機と油圧ポンプを接続してみたがモータの回転方向が正しいか分からない。3相は3本の線が入れ間違うと逆方向に回転する。シリンダーをつなぐ前にホースを外して油圧ポンプが正しく動作するか試してみた。半分の確率で成功するわけだが今回神様は味方してくれたようで正しい接続だったよう。シリンダーと油圧ポンプのホースを接続して早速動作確認。
油圧レバーを動かすとシリンダーが動き始めた。動く速度も十分速い。5秒ぐらいで割れそう。このバルブはオートリターン機能があるので戻すときはレバーを押すだけで自動的にホームポジションに戻るのでその間に次の丸太をセットできる。
早速20cmぐらいの杉を試し割り。
いい感じで割れた。刃は4分割のものなのでこのくらいのサイズなら1回で済みそう。
次にちょっと大きめなナラを試し割りした。刃が入っていかない。計算だと16Mパスカルでこのシリンダーサイズだと10tぐらいのはずだがまだ力不足なもよう。ただ位置を少し中心からずらしたら割れたので使えなことはなさそう。
改良点がまだまだ出てきそうだけどこの冬はこの状態で使ってみることにしよう。
油圧薪割り機
秩父はこのところ急に寒くなった。昨年は薪ストーブ用に使う薪の準備不足でストックの底がつきそうになると急いで薪割りをしていた。今年は夏頃から少しずつ準備はしていたが斧での薪割りは還暦過ぎたオジサンにはきつい。そこで油圧薪割りを製作してる。ヤフオクで油圧シリンダーを購入してH鋼に取り付けた。ウニモグには前後にアタッチメント用の油圧が4系統用意されている。その油圧を使って薪割り機を考え最初に試作したのがこれ。
問題点が幾つか出てきた。ますウニモグの油圧ポンプの油量が少なくシリンダーの移動が遅くて使っていてフラストレーションがたまる。次に油圧レバーの操作はハンドルの横なので薪を設置して移動する必要がありこれも面倒。
この2つは改良しないと実用には耐え難い。
またまたヤフオクでシリンダーにじか付けできそうな油圧バルブが出ていたので落札して取り付けてみた。
なかなかいい感じでこれなら薪を設置して直ぐにレバーが引けそう。油圧ポンプも中古で油量が大きいのを落札したのでこれを接続してみる予定。寒さが厳しくなる前に完成させないとまた斧で薪割りをするはめになりそうなので急がないと。
ウニモグ 塗料
車の途装色は全メーカー統一したカラーナンバーがあるようだが私のウニモグにはなかった。
海外サイトを調べたらUNIMOGの塗料色は種類があまりないのでオリジナルのままであれば塗料の特定ができた。その塗料で検索をかけるとドイツの塗料販売店が何件か引っかかった。AMAZONでも購入ができるようだけどどこも海外への発送はしていない。
塗料は可燃物で簡単に輸出できない品目のよう。確かにこんなもの空輸したら危ないので納得。
輸入は難しそうだと諦めていたが知り合いからどんな色でも調合してくれる塗料屋さんがあるとの情報を入手。
その塗料屋さんがここ。
塗装サンプルを送ると同じ色に調合してくれるらしい。
荷台の取手の部分を外してサンプルを送って試験的に調合を依頼した。
依頼してもなかなか送ってくれないので問い合わせしたら色の調合は晴れた日でないと色合いが合わせられないらしい。このところ雨や曇り続きだったので遅れたとのこと。うーん、なかなか職人気質なところがある印象を受ける。
塗料はウレタンとラッカーがあるが保存期間の長いラッカーでお願いしスプレー缶に入れてくれるサービスもありスプレー缶で依頼。
数日して調合された塗料が送られてきた。
上の写真右半分は塗料屋さんの方で試しに塗った部分。ほとんど見分けがつかないほどの出来栄え。ちなみに最低量は0.5Kgでスプレー缶4本で調合料金を含めて約1万円ぐらい。
現物に合わせくれるので色の問題は少なそうだし輸入のリスクを考えると安いと思う。
先日の事故で塗装がはがれたところの補修と錆びて朽ち始めている荷台のあおり部分を溶接して補強したかったけど塗料がなかったので躊躇してたがこれで思いっきり修理することができそう。
タイヤ落札
ヤフオクでウニモグに使える中古タイヤが4本セットで出ていた。先日タイヤをバーストさせたので予備も含めて欲しかったので粘って落札した。11万円なので新品だと一本分の値段だ。3本は8分程度の山が残っていたので問題なく使えそう。残り一本はスリップサインにあと少しで届きそうな減り具合。
サイズは14R20でとにかくでかくて重い。運送会社のトラックが山荘まで上がれないで車が入れるとこで下ろしてもらった。都合で立ち会えなかったので適当な場所に下ろしておいてくださいと連絡したらこんなところに。山の中にこんな馬鹿でかいタイヤが4つも転がっているとびっくりするわ。
ウニモグのクレーンで荷台に乗せて運搬完了。
このクレーンば先日崖に落とした軽トラを引きげた時に土台のネジ部分がちぎれてしまった。横方向にはアウトリガーがあるので強いが縦方向にはこの土台の取り付け方法だとたいした過重に耐えられないことが分かった。
油圧プレスで曲がった部分を直し大きな座金で締めこみ補修してみたが強度時には問題がありそうだがとあえず修理して使えるようになった。また壊れたら本格的に補強してみようと思うが当面これで使って様子をみてみることに。クレーンが壊れると大変だけどその前に土台が先に壊れてくれれば安全装置代わりになりそうだけどどうかな。
ピット完成 その2
ピットに砂利をまく途中でウニモグが事故を起こしてその修理も一段落したのでガレージ製作に復帰した。
雨で地面がぬかるんでいて砂利を播きたいが水分が多すぎ作業ができない。山は一度雨が降ると直射日光が当たらないのでなかなか乾燥しない。
しかたないのでぬかるんだ土にセメントを播いて硬くしてみた。午前中に全部で10袋ぐらい播いたら午後からは作業できるぐらいに硬くなった。その上に砂利を播いて転圧機で押し固める。
かなりしっかり押し固めたので多少雨が降ってもぬかるむことはなさそう。
ウニモグがセメント工場の側壁にぶつかったときに右前のフェンダーが大きく変形した。新しいのを購入しようと探したら海外で見つかった。ただ輸送費が商品価格より高くなりもったいなので叩いて修理することに。
修理前の写真は取り忘れたがハンマーで叩いて直したのがこれ。
多少でこぼこしているが塗装したらでこぼこが強調されてさらに目立つようになった。
イマイチの完成度だけどほとんど車体に隠れて見えないのでこんなもんでええか。
黒電話のIP化
娘がカフェを開業するので固定電話が必要になった。新規で回線を引くのは固定費がかかるのでIP電話が安そうである。
ここの山荘を購入したとき一緒に黒電話を頂いたのでこれをIP化したくなった。
IP化するにはインターネット回線とアナログ電話のアダプターが必要でアマゾンでHT-502というアダプターを購入した。価格は6300円で最も安かったのでこれにした。
ただこのHT-502はトーン式の電話しか対応していない。プッシュホンというタイプの電話機ですが黒電話はパルス方式なのでそのままでは着信はできても発信ができない。
ダイヤルパルスをDTMFトーンに変換する装置が必要ですが今時こんなもの必要とする人はいないと思うがヤフオクならあるかと思い探してみたらやっぱりありました。
20年ぐらい前に製造されたもので岩崎通信BE-700というDP/PB変換装置。3000円で落札できた。
IP電話サービスは調べてみると月額基本料が0円というサービスがある。通話料は8円30秒と高めだがあまり使用しないことを考えると基本料が安いほうがいい。そこで基本料が0円のFUSION IP PHONEと契約した。
ネットで契約すると直ぐに電話番号とIP電話接続に必要なSIPコードがメールで送られてくる。
HT-502の設定はプッシュホンでボタンを押すことできる。
設定はそれほど難しくなく検索するといろいろと設定例なども出てきた。
HT-502はデフォルトがアメリカの電話に設定されているのでハングアップトーンやビシートーンはアメリカの周波数で日本の電話とは少し違うので違和感がある。
その設定もプッシュホンで変更できる。
とりあえずプッシュホンでIP電話の発信と着信が問題なくできることは確認できたので黒電話にヤフオクで落札したBE-700をつないで試してみたが、、、、、
だめです。パルス信号をトーンに変換してくれません。背面にDIP SWがあり
いろいろと設定を変えてみたが全然駄目です。落札したのが不良品だったのかと思いヤフオクでもう一台同じBE-700があったので落札してみた。
でも、、、、、2台目も駄目でした。
ここまでやると諦め切れません。次にebayで探してみたら新品のDP/PB変換機があるではないですか。これは電源も必要ない優れもの。円換算で約1万円と少し高めですが新品だからしかたないか。届いたのがこれです。
試してみると今度はダイヤルを回すとトーン信号に変換してくれます。
でもなんか動作がおかしい。
どの番号を回してもトーンがいつも同じで発信できない。
試しにラインをショートしてパルスを模擬したら違うトーンになるので黒電話のパルス速度が正しくなさそう。たしかにダイヤルを回しても戻る時間が長い気がする。
試しにダイヤルが戻るとき指で強制的に早く戻したら違うトーンが出てきたのでパルスの速度の問題だと確信した。
黒電話の裏蓋を外してパルスの速度が調整できないか見てみるとガバナという調速機構があった。そこのばねを少し伸ばすと早くなりそうなのでやてみたら思ったとおりトーン信号が変換された。
紆余曲折あり約2万円の出費にてやっと黒電話が使えるようになりました。
現在娘のやっているカフェの電話機として活躍中。